過去帳。

不思議なお話になるのかな、

パソコン作業をしている時に、ふと、口から
『〇〇〇〇』と、ある言葉が出てきたんですよ、
独り言の様な感じでつぶやいて、自分で言って、
聞き覚えがある様な、、、

ヤマ子 『ママ、〇〇〇〇ってひいじいちゃんの名前だよね?』

ママ 『そうよ、』

そして、次の日、本当になんとなく、過去帳を開いて、
曽祖父の名前を探したら、

今日がおじいちゃんの命日で、

速攻、お供えものとお経を献上

私が生まれる前に亡くなっているので、想い出は無いのですが、
お能の先生だった曽祖父が舞台で踊る写真は、
とても立派で、

私が僧侶になって、金襴の生地を使う様になり、
曽祖父も、こうやって生地を選んだのかなと
想いを馳せる事はあったのです。

ヤマ子 『おじいちゃんの命日に、
ひいおじいちゃんと一緒に居て、見守ってくれているのかな、、、』

そんな事をママに話すと

ママ 『ひいじいちゃんの命日なら分かるけど、
おじいちゃんの命日やん。偶然よ。』

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ヤマ子 『でも私は過去帳なんて、普段全く見ないよ、』
(自分の記憶では1年位は見てない)

ママ 『ひいじいちゃん、ちゃうやん。(素)』
ちゃうやん(関西弁)=ちがうじゃない

じいちゃん達2人に見守れている感が
一気に減るママの言葉ですが(笑)


私は幼少期から、お盆や命日、命日前に、アルバムを出してきて見たくなる人なのです。
それはアルバムを見て、そうだと気づくんですよね、あ、
お盆だ、命日だって。

その日だけは自分を思い出して欲しい、という気持ちは、
人である限り、自然な望みなのだと私は思っています。
そして、多分それより、見守っている事を伝えたいのだと思うのです。

母と私の見解は違いますが、
自分と違う価値観や、違う考えを聞くのはとっても大事。
だから、気の合う仲間だけで居るのも楽しいですが、
時には、違う価値観の考えも聞くのも、
色んな考えや状況に対応できる人になるには大事だと、
私は思っています。

というママは、お盆前に『お盆だから帰るね』という故人の夢を見て、
トイレに行けなくなる人なんですよ(笑)

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ヤマです。僧名 秀尚(しゅうしょう)僧侶歴15年 
兵庫県在住 独身
修行で得た神通力を使いお話させて頂きます。

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